質屋ってなに?

質屋とは、本来では物品などを担保としそれに見合った金額を融資してくれる金融のことを言います。
まず担保となりそうな物品を質屋に預けると、質札といった契約書のようなものが渡されます。
そして、それを質草としてお金を借り、元金と利子を払った時点で質入れした物品は手元に戻ってきます。
このような商売を質屋と呼んでいます。
通常の金融と大きく違う点は、物品という「担保」によってお金を借りるという面です。
さらに、その物品、つまり担保と見合った範囲内での金額が融資可能金額となり、そして返済期限に借りた金額が返済できない場合はその物品の所有権は店に移るため、担保を取り戻すことができなくなります。
つまり、必ずしも現金で返済せずとも、担保としている物品をあきらめれば、返済する必要がない、という面が信用取引のような金融とは大きく違った点です。
では、質屋ではどういった商品を担保としてお金を貸してくれるのでしょうか?一般的には、貴金属類、時計、カメラ、電気製品などがあります。
さらに最近ではブランド物や楽器、株券や美術品などそれぞれの質屋によって得意分野があるようですので、一度持っていってみなければお金を貸してくれるかどうかはわからないのが現状です。
質屋は、700年もの長い伝統を誇る非常に合理的な金融機関です。
質屋法にのっとって都道府県の公安委員会の許可を受けて営業しているので安心して取り引きをすることができます。
返済不能であれば、預けた物を諦めさえすればお金の返済の必要がないため、借金に陥る可能性も非常に少ないです。
古くから伝わるこの質屋には、昔の人たちの友好的で合理的な取引を伺い知ることができますね。